米国市場の将来性
日本でも米国市場へのIPOがクローズアップされてきています。中でも、SPAC(特別買収目的会社)がターゲット企業を買収する上場手法などが注目されています。近年、経営環境が複雑化し、業績予測がいっそう困難になっています。そのような中で、上場審査にあまり時間をかけず、短期間で資金を調達できるSPACのスキームは広く利用されるようになっています。
また、米国NASDAQ市場は、売上高がゼロでも上場可能です。事実、2021年に上場した多くの創薬ベンチャーは、売上高を計上しておりません。こういった事情もあり、新薬の将来性を評価してほしいベンチャーは、こぞって米国市場をめざしています。当然に、投資家の注目も米国市場に集中しています。創薬ベンチャーにとって、もはや成長率の低い日本市場の魅力はうすれているのです。それゆえ、海外市場でのIPOを目標にする流れは今後も継続していくと思われます。
上場実務の難しさ
しかし、米国市場上場を考える場合、米国会計基準(USGAAP)に準拠した財務諸表の作成が必要です。たとえば、株式報酬費用(ストック・オプション)や研究開発費など、会計基準の適用や注記開示において、日本基準とは異なる規定がUSGAAPにはあります。そのため、専門家によるサポートが必要になるケースが多くあるのです。
弊社は、USGAAPに基づく財務諸表を作成する会社をサポートしています。上場企業レベルの開示を行うケースから、簡略的な財務諸表作成まで、クライアント様の状況に応じて対応いたします。ご要望に応じてフレキシブルなご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
(参考記事)USGAAPベースの財務諸表作成(ブログ)
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以下のような会社の方々は、ぜひお問い合わせください
- 海外市場(NASDAQ)での上場をめざすバイオベンチャー
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