グローバル企業において、内部監査は、親会社本社の指揮命令系統のもとで行われます。具体的には、本社内部監査チームが、世界各地の事業所を訪れ、所定の監査手続を遂行してきます。

しかしながら、グローバルな監査チームが組成されたとしても、監査人のローカルビジネスに対する知見が浅い場合があります。とりわけ、日本のように独自の商習慣や和を重視する国では、外資系企業が主導する内部監査が有効に機能しないことも少なくありません。また、距離的な遠隔性や人材確保の難しさから、本社サイドでも内部監査にかかるコストを削減することは考えており、多くの人員を割くことができないことも多いようです。

このような背景から、弊社では、本社主導のもとで外資系企業が行う内部監査のサポートを行っております。

(参考記事)
外資系企業と内部監査
内部監査(外資系企業と日系企業の違い)