国際化・多様化していく経済環境の中で

テクノロジーの急激な進化によって、以前から監査法人や会計事務所では、様々な変化が起こっていましたが、新型コロナウイルスの流行は、仕事の進め方やワークライフバランスに至るまで、非常に大きな変化をもたらしました。オフィスへの出社、対面のコミュニケーション、大人数の会議や、居酒屋での夜の営業など、多くの業界では旧態依然とした業務慣行があたりまえでしたが、コロナ禍はこのような従来の仕事の進め方を大きく変えることとなりました。

Big4の監査法人でも、クライアントとのコミュニケーションはZoomやTeams, 資料の受渡しはクラウドサーバーを通じて行うことなどは日常的となり、もはや監査業務はクライアントの会議室で行うものではなくなりました。以前は、セッティングするだけでも一苦労であった海外クライアントとのミーティングも、もはやLow costで手軽に行うことができるようになっています。

しかし、このような環境の中で、中小規模の監査法人・会計事務所は、いまだ変化の波に乗り切れていないような気がしてなりません。私たち日本橋国際会計事務所は、このようなドメスティックな会計事務所とは一線を画す意味でも、テレワークの推進、あらゆる業務のIT化を常に志向し、ムダな時間を削減することを考えています。このような施策を推進することで、業務に関与するプロフェッショナルも自由な時間を確保することが可能になり、豊かなワークライフバランスの実現につながっていくものと信じております。

 国際資格保有者への思い

わが国では、公認会計士協会が、USCPA資格保有者の相互承認制度を認めておりません。したがって、日本における監査業務や専門的な国際会計業務は、主に日本の公認会計士が行っています。しかし、国際的な会計業務に通じている公認会計士は、大手監査法人に集中しているのが実状であり、それ以外の会計事務所では対応できる人材が少ないのが実状です。

わたしは、USCPA資格保有者がその役割を担うべきだと考えています。しかし、わが国では、USCPA資格保有者に対する評価が低すぎると思っています。もちろん、USCPAの中には、プロフェッショナルとしての誇りを活動の力にかえ、大手監査法人の重責ある立場についている方や、上場企業や外資系企業のマネジメントとして活躍している方もいらっしゃいます。しかし、多くのUSCPAは、わが国での活動範囲が狭まれていることもあり、企業の経理スタッフとして仕事をせざるを得ない状況にあるのではないかと思っています。

 「日本橋国際会計事務所」で、豊かな人生と未来への成長を

日本橋国際会計事務所は、英語力と国際会計力をベースに、日本で事業展開する外資系企業及びグローバルな業務活動を行う国内企業の皆様に会計・監査等のサービスを提供する会計事務所です。自由な働き方を実現するという考え方のもとで、プロフェッショナルの方の多くは、業務委託契約を締結し、非常勤スタッフとして業務に関与していただいています。そして、実践的な業務を幅広く経験することで、会計専門家としてのスキル向上と実務経験の蓄積につなげています。また、アベイラビリティやライフスタイル等に応じて柔軟な働き方をご提供しています。

私たちが掲げる想いに共感していただけるUSCPAの方々のご応募を心よりお待ちしています。

日本橋国際会計事務所 代表    
公認会計士・米国公認会計士(WA)